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2013.12.06更新

性感染症は、性行為を介して、人から人へ病原微生物が伝播するものです。
性感染症を引き起こす病原微生物では、AIDSを引き起こす後天性免疫不全ウィルス(HIV)やクラミジアなどがよく知られています。

これらの感染の多くは治療できますが、放置しておくと妊娠しにくくなったりします。
またヒトパピローマウィルスによる感染で子宮頸がんになることもあります。
AIDSという困難な病気もあります。


この性感染症の最近の重大な問題は、一般の人たち、特に10代や20代の若い人たちに広がっていることです。


例えば、クラミジア感染症ですが、妊娠中にみんなに検査しています。
その検出率は既婚妊娠女性で約3%、未婚妊娠女性で13%、さらに16〜19歳の若年妊婦女性で20%と高いです。

さらに、(1)症状が無い感染が増えていることや(2)感染部位が性器以外の口腔などに広がっていることも問題として挙げられています。

(1)自覚症状がなければ、気づかずに、治療が行われないまま、他人にうつし、感染が拡大する可能性があります。
(厚生労働省のパンフレットがあります。
男の子版http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/dl/leaf01.pdf
女の子版http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/seikansenshou/dl/leaf02.pdf
(2)厚生労働省の資料によると、性交渉の際にオーラルセックスを行うカップルは特に若い世代に多く、調査の結果では7割以上で行われているという調査報告があります。このため、オーラルセックスにより性感染症が拡がることが懸念されています。


まとめ
性感染症は身近な病気である。
自分の体を大切に考える。パートナーと話し合いを大切にする。
おかしいと思ったら、早めに検査を受ける。

次回は、性感染症の約半数を占めるクラミジア感染症についてお話します。

副院長 今野 秀洋

投稿者: 佐野産婦人科医院

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