スタッフブログ

2014年2月15日 土曜日

水ぼうそう(水痘)について

最近、通院している妊婦さんにお子さんの通っている保育園、幼稚園等で水痘が流行してると聞きました。
妊娠中の胎児への影響について質問がありました。

水痘は水痘帯状疱疹ウィルスの感染によっておこります。
毎年100万人の患者が発生していると言われていますが、そのほとんどは9歳以下です。

本邦では95%から98%の成人女性は水痘に対する抗体を有しています。
水痘もしくは帯状疱疹に一度かかったことのある人は再感染はしません。
(水痘感染後に、成人期(多くは50歳以上)に帯状疱疹として再燃することはあります。)

水痘の症状は?
2週間程度の潜伏期間を経て、かゆみを伴う全身性発疹が生じます。やがて発疹は水疱となり、最終的には痂皮化します。

ただし、妊娠中は重症化しやすく、特に妊娠末期に肺炎の合併が増えるようです。

胎児に感染しますか?
ガイドラインによると、
妊娠初期 0.55%
妊娠中期 1.4%
妊娠末期 0.0%
の先天性水痘症候群の発症の報告があったと記載されています。

また、妊娠20週から分娩21日前に水痘に感染すると、出生した児の 9%は水痘に感染することなく乳幼児期に帯状疱疹を発症します。


先天性水痘症候群の症状は?


妊娠中に帯状疱疹が再燃したときは?
帯状疱疹が再燃しても胎児への影響はないようです。

妊娠中に予防接種はできますか?
妊婦にはワクチン接種は勧めません。

日本では、妊婦が初感染する可能性は低く、また感染したとしても胎児に影響がでる可能性もまた低いようですが、
もしご心配、ご不明の点がございましたら外来でお聞き下さい。

副院長 今野 秀洋

投稿者 佐野産婦人科医院

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