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2017.06.18更新

月経時に下腹部痛や腰痛を訴え、仕事や学業などの社会生活が困難になる方は少なくないと思います。こういった状態を月経困難症と言います。

ひどい月経困難症に対し低用量ピルを使用することにより、月経痛や出血量を減らし、ずいぶんと楽になることができます。
従来の低用量ピルは、月経周期が28日となるものでした。

ところが、今回発売された「ヤーズフレックス」も低用量ピルの一つですが、従来のものと異なる点は、最大120日間ずっと飲み続けることができます。つまり、約120日毎でしか月経を迎えないですむタイプのお薬です。

 月経痛


(実際のところ、保険適用薬は90日分までしか処方できません。しかも「ヤーズフレックス」は1シート28日分なので、一回の受診で最大量84日分しか処方はできません。それ以上の延長をしたい場合は、なくなる頃に再受診が必要となります。)

 

この「ヤーズフレックス」の良い点は、120日以内の範囲で好きな期間だけ飲み続けることができ、その後4日の休薬で月経を来すので、① 年間の月経回数を減らすことができ、② 自分の好きなタイミングで出血を来すことができるところです。

月経困難症である女性の新しい選択肢の一つになるのではないでしょうか?
外来でご相談してください。

院長 今野 秀洋

投稿者: 佐野産婦人科医院

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