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避妊相談

  • PILL

  • ピル外来について

    多くの方がピルと聞くと「避妊」といったイメージを持つと思います。しかしピルの役割は避妊だけではありません。女性ホルモンのバランスを調整し、日々快適に過ごせるようサポートする機能も持ち合わせているのです。特に貧血や生理不順、月経痛などにお困りの方は一度ご相談ください。

    低用量ピルとは

    1日1回定期的に服用することで、高い避妊効果を得られるのが低用量ピルの特徴です。ただそれ以外にもさまざまな婦人科疾患のトラブルを予防・緩和効果が期待できます。低容量ピルを飲んだとしても不妊症になることはありません。服用を中止すれば数ヶ月以内で妊娠ができる体質に戻ります。

    低用量ピルの効果

    • 避妊効果

      低用量ピルを服用すれば、高い避妊効果を得られます。確率としては99%なので、ほぼ確実です。ただしピルの効果を十分引き出すためには、1日1回欠かさず服用することが不可欠です。

    • 月経移動

      低用量ピルによって生理周期を早めたり、遅らせたりすることが可能です。旅行などイベント時に利用する方が増えています。

    • 症状の緩和

      低用量ピルは、生理痛、月経前症候群(PMS)、肌荒れなどの女性特有のトラブルを緩和・改善する効果があります。また子宮内膜症予防にも結びつきます。

  • 料金

    ピル診察料 1,600円
    トリキュラー 2,400円
    マーベロン 2,400円
    シンフェーズT 2,400円
    血液検査 5,700円 ※1年ごとに行います

アフターピル

  • 「コンドームを付けずに性交渉した」「性交渉をした際、低用量ピルの服用を忘れたのを思い出した」などの場合はアフターピルの服用がおすすめです。アフターピルは性交渉後72時間以内に内服すれば、妊娠予防が期待できる避妊薬です。服用するのが早ければ早いほど高い効果が得られるので、ご希望の場合は速やかに当院へご相談ください。

  • アフターピルの効能と注意点

    アフターピルは排卵を遅らせたり、受精卵を着床しにくくさせたりする効果があります。ただし確実に妊娠を予防できるわけではありません。アフターピルはあくまでも緊急時に使用するピルという位置づけです。確実な避妊効果を得るためには低用量ピルの服用をおすすめします。

  • 種類・料金(診察料・消費税込み)

    レボノルゲストレル 7,000円
    プラノバール(ヤッペ法) 4,000円
  • 子宮内避妊リング

    子宮内避妊リングは薬剤が付加されているT字型の器具を子宮内に挿入する避妊法の一つです。「IUD」(Intrauterine device)と呼ばれることもあります。黄体ホルモンの作用によって、受精卵の子宮腔内への着床を防ぐメカニズムです。T字型の器具は、小さいので装着しても違和感はありません。避妊効果以外にも、生理不順や生理痛を改善してくれるのもメリットです。また子宮内避妊リングを取り除けば、また妊娠できる体質に戻ります。

  • 子宮内黄体ホルモン放出システム :IUS(ミレーナ®52mg)とは

    子宮内に装着するT字型の避妊装置として代表的なのが「ミレーナ®52mg」です。装着すると子宮の中に黄体ホルモンが持続的に放出されるので、妊娠予防や月経困難症の緩和などが期待できます。月経開始後7日以内に装着することで、5年間効果を発揮し続けるのが特徴です(定期検診が必要になります)。そのため「低用量ピルが体質的に合わない」「低用量ピルは飲み忘れるのが心配」「血栓症のリスクがあって低用量ピルを使用できない」といった方に適しています。またミレーナは短時間で取り除けて、痛みもほとんどありません。ご安心ください。

    ミレーナ装着後の副作用

    • 月経出血の日数が増えたり、月経周期が変わったりする可能性があります
    • 月経時期以外に出血が起こることがあります
    • 卵巣のう胞の生じる可能性があります
  • 料金

    過多月経・月経困難症の場合 保険適用 10,000円~
    避妊の場合(全額自費) 41,000円
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