分娩
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FEATURE分娩の特徴
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POINT1
自分らしい出産スタイルを選択
佐野産婦人科では自然分娩(普通分娩)、無痛分娩、計画分娩など患者様の要望を考慮した分娩方法を選択することができます。女性のライフスタイルの変化により、出産も多様性が求められる時代です。多くの患者さまのご要望に応えられるよう努めますので、お気軽にご相談ください。
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POINT2
医療体制の整った環境での出産
分娩において最も大事にしていることは「安全」です。分娩では、母子ともに命がけとなることもあり、前ぶれも無く急激に危険な状態に陥ることがあるため、緊急時に備えたプロトコールの作成・予行練習など緊急事態にも対応できるように努力と準備を行っております。地域の中核病院とも良好な関係を構築しており、新生児科医や麻酔科医との連携といった円滑な地域協力体制を大切にしています。
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POINT3
ご主人・お子さまの立ち合い出産を歓迎
ご主人さまが立ち合う出産を積極的におすすめしています。また、上のお子さまはAM9:00~PM8:00の間、分娩室での立ち合いも可能です(分娩室の広さに限界がありますので、1~3人での立ち合いでしたら可能です。)状況によっては立ち合いを控えていただくこともありますので、ご了承ください。
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METHOD分娩の方法
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当院で可能な分娩方法
自然分娩
自然に陣痛が来るのを待つ方法です。特別な処置は行いません。母体が持っている機能を利用してお産を進めていきます。お母さんと、お腹の赤ちゃんが健康な場合は予定日を過ぎても陣痛が来るのを待ちます。通常出産日を含めずに、4日目で退院となります。
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無痛分娩
当院では計画分娩による無痛分娩が可能です。無痛分娩は、麻酔を利用して出産を行いますが、陣痛の痛みをやわらげることが目的のため、完全に眠ることはありません。お産は意識のある状態で進めるため、産後すぐに赤ちゃんを抱っこすることもできますし、陣痛は軽くなりますが、分娩時のいきみは無痛分娩でも必要です。
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計画分娩
計画分娩は陣痛促進剤などを利用して、あらかじめ決めた日に出産を行う方法です。「仕事や家庭の都合で出産日を決めておきたい」「家族で立ち合い出産をしたい」などのご要望をお持ちの方におすすめです。ただし日程に関しては、ある程度週数が進まないと決められないため患者様の希望に添えないケースもございます。
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帝王切開術による分娩
帝王切開は腹部と子宮を切開して、直接赤ちゃんを取り出す方法です。帝王切開は「初産が帝王切開だった」「赤ちゃんが逆子で育っている」「過去に子宮筋腫だったことがある」など、自然分娩が難しいと判断した場合にご提案します。
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無痛分娩について
当院では、無痛分娩を選択することができます。分娩中だけでなく分娩前後の痛みゼロを目標としており、当院での無痛分娩は計画分娩となります。麻酔は、分娩に特化した産科麻酔科医の主導で行いますので、質の高い麻酔が得られます。
予定より早く陣痛がきた場合は、原則無痛対応はできませんのでご理解をお願いいたします。また、お産になるまでに何日もかかる場合もあり、この点についてもご理解をお願いいたします。
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無痛分娩のメリット・デメリット
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Meritメリット
- 分娩・陣痛時の痛みが軽減されます
- 自然分娩に比べると術後の経過が良好です
- 麻酔で赤ちゃんに影響が生じることはありません
- あらかじめ出産の日程を決めることが可能です
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Demeritデメリット
- 自然に比べると陣痛が弱くなることがあります
- 一時的に感覚低下・尿意の消失・体調不良などを生じることがあります
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RESERVATION分娩の予約
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分娩の予約について
- ご予約は直接受診し、分娩予約をしていただきます。
- 分娩制限人数に達したところで締め切らせていただいておりますので、お早めにご予約ください。
- 土曜日の妊婦健診は当院で分娩希望されている方のみ予約できます。
- また出産育児一時金の受取代理申請も承っています。ご希望の方はお申し出下さい。詳細については、来院時に受付スタッフよりご説明いたします。
- 胎児スクリーニング検査は、予約多数のため当院分娩予約の方に限らせて頂いております。
分娩予約金について
分娩予約には本予約確定書と5万円の分娩予約金が必要になります。心拍が確認できたら速やかに予約金5万円のお支払いをお願いいたします。予約金をいただいた時点で、「予約確定」となります。医学的な理由以外でのキャンセルについては、キャンセル料(予約金5万円分)が発生いたします。
料金について当院で分娩を扱えない場合
- 一部の内科疾患(インスリンが必要な糖尿病、コントロール不良な甲状腺機能亢進症、膠原病など)や、ハイリスクと考えられる疾患をお持ちの場合
- B型肝炎、C型肝炎などの感染症をお持ちの方(追加料金により分娩は可能です)
- 軽度ではないうつ病や、精神疾患にまつわるお薬を複数飲んでいる場合
- 複数回のお腹の手術既往がある場合
- 妊娠時のBMIが27以上の場合(麻酔困難のため)
- 宗教上の理由などで輸血や医療行為を施行できない場合
- 日本語でのコミュニケーションが、まったく取れない方
- 当院の方針にご同意いただくことができない場合