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妊娠中の貧血のお話。

今日は妊娠中の貧血についてお話させていただきます。 もともと女性で貧血の方は多いですが、妊娠中は胎児に鉄をとられるため鉄欠乏性貧血になりやすいです。 妊娠中の貧血は、胎児の成長に影響を与えたり、新生児貧血の原因にもなります。 またお母さん自体の産後の回復も悪くなりがちです。 妊娠中の必要な鉄の量は一日20mgです。しかし、通常の食事ではだいたい7~8mgしか摂取できません。 そこで、鉄分を多く含む食品を取るように心がけてください。鉄分を多く含む食品:牛・豚・鳥のレバーや肉、鰹やマグロ、大豆、ひじき、ごま、ほうれんそうなど 特に肉や魚には吸収のよい鉄分が含まれており、お勧めします。レバーはダイオキシンやビタミンAの過剰の問題もあるようなので、あまり気にしすぎる必要はないと思いますが、一週間で一回程度にしていただけたらよいと思います。 鉄分の吸収をよくするには、ビタミンCやB12を一緒に取るとよいです。 また、市販の妊婦用の鉄分のサプリメントが各種ありますので、そういうもので摂取してもよいと思います。 副院長 今野 秀洋

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