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子宮頸がんの市民講座開催について

3月1日(土)に千葉市で「子宮頸がん予防の真実にせまる」と題した市民講座が
開催されます。http://www.jsog.or.jp/public/health_week/pdf/20140301_chiba.pdf
先ほど、その演者の一人の自治医科大学附属さいたま医療センター 今野 良教授の講演を拝聴してきました。
日本において、新しいデータでは、子宮頸がんで年間約3500人が死亡して1万人が子宮を摘出しているとのことでした。
がんに罹患することに自体よる悲しみや苦痛だけでなく、子宮を摘出しなかったら将来の家族がもう一人や二人いたかもしれないという別の悲しみがあります。「検診は絶対に受けた方がよい!!」と強く勧めていました。
(子宮がん検診についてのブログ
http://www.sanolc.com/blog/blog/2013/10/
今回はHPVワクチンの副反応についてもお話がありました。
HPVワクチンは約890万接種されました。
(合計3回接種しなくてはならないので、約300万人が接種したこととなります。)
まだ検討中ですが、
ワクチン接種後に広範な疼痛を訴えた人は、130例
そのうち話題なった複合性局所疼痛症候群(CRPS)は1例とのことでした。
この頻度は諸外国と同等のようです。
ワクチン接種による副反応の被害を受けた方には心よりお見舞いを申し上げます。
しかし、一方ではHPVワクチン接種すると約70%の人を予防出来るというメリットもあります。
自分や大事な家族のことですから、直接講演を聞く事をお勧めします。
副院長 今野 秀洋

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