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院長ブログ
新型コロナウィルスのワクチン接種後のお話
佐野産婦人科医院及び産後ケアTomoru助産院のスタッフあわせて55名は、
先月下旬に、浦安市の医療従事者として新型コロナウィルスのワクチン接種を終えました。
職域接種が開始され、若い世代の方々にもワクチン接種が始まっています。ワクチン接種後の副反応についてご心配な点があると思いますので、当院の情報をまとめてみました。
55名中1名が、1回目接種後に全身の発疹を認めたため、アレルギー反応があったと判断し2回目の接種を断念しました。
何らかの副反応があったと回答した方は、1回目接種後は55名中44名(80%) 、2回目接種後は49名(90%)でした。
比較的多かったのは、接種部位の疼痛・熱感、全身倦怠感でした。
発熱を訴える方も多かったです(1回目接種後は42名、2回目接種後は40名)。いずれも解熱剤を用いてコントロール出来ました。
その他の症状として、頭痛10名、関節痛7名、腰痛4名、嘔気2名、下痢2名、腋窩痛2名、血圧上昇1名、ヘルペス1名、喘息様症状1名でした(重複あり)。
副反応の発症時期です。
症状によって(例えば接種部位疼痛と発熱など)発症時間はやや違いましたが、グラフを見る限り、2回目接種後の副反応はやや遅れて出るような印象を受けました。
多くのスタッフは、1日から長くても数日程度で回復しております。
佐野産婦人科医院は、新型コロナウィルスのワクチン接種後も引き続き感染対策について、十分留意していきます。
院長